教育の特色 イギリス海外研修 FEATURE

生きた英語を学ぶ

多くの企業が海外へ進出し、人や物の流れが加速度的にグローバル化している今、異なる文化や価値観を理解し、コミュニケーションを通じて影響力を及ぼすことのできる人材が強く求められています。4年次に実施している海外研修では、異国の文化や人との交流を通じて自国の文化やアイデンティティを見つめることにより、より高い視座から自分自身と向き合い、将来を見据えて自らを鍛えていくことのできる人材の育成をめざしています。

1.方針・ねらい~「建学の精神」を具現化するための海外研修~
  1. 人生観・価値観を覆すような“人的・知的・物的出会い”により、意識変革を促す。
  2. 世界を視野に進路開拓の方向および将来展望を明確にする。
  3. 国際人としての意識を涵養する。
  4. 英語によるコミュニケーションに、自信と意欲を持たせる。
  5. SDGsの理解を深める。
2.時期・期間
4学年4月、約2週間
3.滞在地
イギリス(ケンブリッジ・ロンドン)

1ケンブリッジ大学の学生との交流

ケンブリッジ大学では、日本人留学生による講演を聴講し、現役学生の案内でキャンパスを見学。実際の学生の生活スケジュールや、寮での生活の様子、講義に対する姿勢を伺うことで、世界で活躍する未来のリーダー達の考え方を感じ取ることができます。また、生徒たちは歴史ある校舎と学びの伝統を肌で感じ、それまでの価値観では計量しがたい「何か」を得ます。このような経験が、今までの人生観を覆すような「人的・知的・物的出会い」につながっていきます。

2語学研修プログラム

ケンブリッジでの滞在中、生徒たちは現地の語学学校での研修を実施。語学習得のためだけではなく、日本と英国の教育の違いや文化の違いをさまざまなアクティビティを通じて学べることが特長です。世界各国から訪れている留学生との異文化交流の場面では、積極的に交流をはかる生徒たちの姿が見られ、研修最終日にはスピーチが行われます。そこでは生徒たち全員が英語で10年後の自分を語り、進路開拓の方向および将来展望を明確にします。

3ロンドンを中心とした研修プログラム

長い歴史を持つイギリス社会を文化、産業、芸術等さまざまな角度から学びます。そして班別自主研修では、班ごとにテーマを設定して事前に計画を立案します。そしてロンドン市内を生徒だけで見学することで、生徒の探究心がフルに発揮され、主体性が一層高まる研修となっています。

4ホームステイ

教員のサポートを極力減らすことが、生徒たちのコミュニケーション能力、問題解決力を引き出すことにつながります。ケンブリッジ及びロンドンで多くのプログラムが実施されますが、この期間のほとんどがイギリスの一般家庭でのホームステイです。ステイ先から研修会場までの往復も、生徒たちだけで公共交通機関を利用しながら行き来します。 イギリスの日常に触れる機会であると同時に、今まで培ってきた英語力を駆使して生活する経験を積みます。

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