学校案内 学校長あいさつ MESSAGE

人間性豊かな将来のリーダーとなる
人材の育成をめざします

学校法人松商学園 理事
松本秀峰中等教育学校
学校長 宗像 諭

100年に一度とも言われる大きな社会変革を過ごし、私たちの価値観や教育観も大きく変化しました。Webを活用した学びが一般化し、知識集約型の学びに対する限界を感じ、個人としての特性や能力、考え方を尊重する教育=コンピテンシー教育が重視されつつあります。

生徒たちは、2030年以後の社会で生きていきます。そこでは、持続可能な社会を作ろうとした活動への評価が出され、AIとの協働社会が当たり前になり、10年かけて変えてきたことが、わずか数ヶ月でできるような社会になると予想されます。その時に、求められる力とは何でしょうか?解が1つでない社会で、自分らしく成長するに必要なことはなんでしょうか?次世代を生きる生徒たちのために、学校としての社会的使命はどこにあるのでしょうか?学校は、生徒たちに何を伝えることができるのでしょうか?

その「解」の全てが、本校にあります。自己実現を成し得るための圧倒的な基礎学力の向上、より多くの選択肢を手に入れるための汎用性の高い発展的学力、真の国際医療人を目指すために本格的な学びを行うコース、もちろん、かけがえのない中高生活を充実させるための学校行事やキャリア教育、仲間のため、周りとともに協働できる力を養う部活動や委員会活動。そして、自分に与えられた「社会的使命」を見つけ、社会の最適解を求める主体的で探究的な活動。本校は、県内初の中等教育学校として、人生の礎になるとても大切な6年間を、自分自身を見つける時期として、安心して過ごせる教育環境に恵まれた学校です。

「自分は何者であるのか?」「自分には何ができるのか?」そして「自分は何をするべきなのか?」という「解」のために、個人としての能力を育み、誰かを思いやる心を育て、多様な価値観の中で協働的な活動ができ、いつの日か、自分自身で、その「解」を出せる教育を重ねています。多様化し、不透明な社会の中でも、常に自分らしくあること、誰かのために行動できること、本校の目指すべき生徒像である「高い志と理想を持ち、品格豊かな優れた人間」への成長すること。それは、遥かかなたの頂きに見える「秀峰」の名が示す「学習者」になることです。

そして、学校とは、「幸福の最大化を目指す場所」であると信じています。学ぶことは、自分と、周りと、誰かを幸せにし、その幸せの最大化のために、主体的に行動し、少しずつでも社会を変え、成し遂げる強い意志を持ち、よりよい社会の実現のために、自分自身の社会的使命を見つけ出す場所であると考えています。ぜひ、この恵まれた教育環境にある「松本秀峰中等教育学校」で、品格ある個人として成長し、自分自身を見つけてください。

「あなた」が何者であるのか?その「解」が、ここにあります。

<プロフィール>

大学卒業後、大学院に進学。海外大学での教育研究などを行い、学習塾の統括責任者やマーケティングなどを担当。その後、広尾学園の共学化と学校改革、開智日本橋学園の共学化と同校の国際バカロレア、MVP・DP認定に尽力。

昨年度まで、「革新的女子教育」の再興をめざし、神田女学園中学校高等学校にて、学校長職や学園参与などを歴任し、国内初のダブルディプロマプログラムの導入や言語運用能力に重きをおいたマルチイマージョン授業などを展開。同時に、次世代の新たな教育の仕組みとなる広域高大教育連携など、私学に新しいトレンドをおこしている。

学校法人松商学園 松本秀峰中等教育学校の学校長として、学園及び地域や長野県内に新たな教育の波をおこすことを目指している。

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