学校案内 学校長あいさつ MESSAGE

人間性豊かな将来のリーダーとなる
人材の育成をめざします

学校法人松商学園 松本秀峰中等教育学校
校長 小宮山 淳

向上心の「基本」は中等教育から。

小児科医として子どもの成長を見つめる中で、その無限の可能性と、それを引き出す教育の威力に思いをいたしてきました。また、医学教育そして総合大学での高等教育にかかわった体験からは、中等教育がいかに重要であるかを思い知らされています。社会のリーダー育成は、大学以前の教育、とりわけ中等教育において、生涯学習を通して自己を高めていく「基本」を身につけることが大切なのです。

心理的な「安全基地」を見いだす。

豊かな人間性なくしてはリーダーとしての素養を育(はぐく)むことはできません。本校では、一人一人の特性・個性・才能を大切にし、共生や共愛の精神のもとで豊かな心の涵養(かんよう)に力を注ぎます。潜在資質の発見は、能力開発を促すとともに、人間形成に確かなプラス作用を及ぼします。自他ともに認める天賦の才は、それが何であっても心理的な「安全基地」となり、揺るぎない自分が形成できるのです。「安全基地」は、心を豊かにし、向上心や自立心を培い、何事にも果敢にチャレンジする踏み台になるのです。それらの発見には、授業、部活動、社会体験活動、多彩な学校行事などを通して、すべての教師が一体となって取り組みます。校長も、生徒とのアットホームなふれあいや対話を密にし健康づくりや全人教育の一端をしっかり担っていきます。

家庭、地域、学校が手を携えて。

教育活動は、家庭、地域、学校の連携協力なくしては所期の目的を達成することはできません。校長としても、保護者の方々との面談などによって、建設的な情報交換に努めてまいります。地域の方々には、生徒の学校生活への温かなご配慮やご指導をいただきたいと願っております。みなさま方には、本校の教育方針やスタンスをご理解のうえ、格別なるご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

たくましく成長する人材を育てたい。

本校では、この「基本」の習得を念頭に、建学の精神に沿って7つの教育目標を定めました。まず6年完全一貫教育の利点を活かし、授業改革に創意工夫をこらし、そのもとで、豊かな人間性、確かな知性や国際性をもち、たくましく成長していく人材の育成を目指します。

論理的記憶力を磨く。

記憶の仕方は、成長とともに変わります。小学生では、知識の記憶力(暗記力)が優勢ですが、しだいに論理だった記憶力が発達してきます。中学生のころは、知識の記憶力もまだよく保たれてはいますが、論理だった記憶力が少しずつ優勢になっていき、高校生になると、その傾向がはっきりしてきます。そして、丸暗記では知識としてしか役立ちませんが、論理だって覚えると知恵となって広く活用できるのです。本校では独自のカリキュラムによって、年齢も考慮した効率的な教育を一貫して実践してまいります。論理的記憶力を磨く学習方法として、6年一貫教育の時間的ゆとりを活用し、自ら疑問をもち、思考し、それを記述し発表する授業に十分な時間をとるつもりです。こうして問題を発見し解決する喜びは、感動と学ぶ意欲をもたらし、それがまた記憶力を高める効果を発揮します。