3学年公民授業で地方選挙の問題点をディベート
3年の公民の授業で、地方選挙の問題点を考え、原因と改善点をディベートしました。
まず、新聞記事を使い地方選挙について説明をし、地方選挙の問題点として、無投票当選が多いこと、立候補者が少ないこと、投票率が低い等の問題があることを確認。この問題について原因はどこにあるのか、改善するにはどうすればいいのかをディベートしてもらい、下記のような意見が出ました。
・原 因:議員が何をしているのかわからないから無関心になり投票に行かない人が多い。また、議員の政策の差がわからない。
・改善点:議員自身がもっとアピールすべき。マスコミがもっと報道するべき。私たちがもっと知ろうとするべき。
・原 因:投票所に行きにくい。
・改善点:インターネット投票できるようにする。投票所を増やす。
・原 因:政治的無関心だったりしてめんどうくさがる人が多く投票率が低い。
・改善点:投票した人にプレゼントする。投票しなかった人から罰金をとる。
・原 因:そもそも議員定数が多い。
・改善点:減らした方が良い。
最後に地方選挙の問題点等についてまとめられた新聞記事を読みながら、解説を行いました。
近々、18歳以上が選挙権を持つことになるので、3年生は3年後には選挙権を得ることになります。有権者になる前に政治について更に深めていってもらいたいと思います。
追記
5年生の政治経済の授業でも同様の授業を行ったら、下記のような意見が出ました。
みんな鋭い視点や考えを持った有権者になってくれそうです。
・現在、生活が安定し、現状に満足しているから選挙にいかないのではないか。
・駅前で名前を連呼しているだけでうるさいので、選挙に対して悪いイメージがつき、投票にいかなくなる(大衆の心理の面から分析)。政治家が政策を語ったり質疑応答したりするタウンミーティングのようなことをしていくべき。
・カードゲームのような議員カードをつくれば、議員が身近になり、議員のことを知れ、投票に行くようになる。(意見者は今後、本当に作ると言っていました)