秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

授業実践

【1学年】数学アクティブ・ラーニング

1学期の終わりに、1学年で数学のアクティブ・ラーニング型の授業の「秀峰数学科ACL」を行いました。
(Active Learning は一般に「AL」と略しますが、「Communicative」「Critical」「Creative」の意味を含めて本校数学科では「ACL」としています。)

今回のACLでは、1チーム4人で与えられた問題をただ解決するだけでなく、内容と構成を意識して思考のプロセスを「模範解答」らしくわかりやすくまとめてもらいました。
また、各チームがまとめた「模範解答」を生徒同士で相互評価し、最もわかりやすくまとめたグループを表彰しました。

問題のテーマは「論理」です。条件を満たすように丁寧に場合分けすることで答えにたどり着くことができる問題ですが、それだけに思考のプロセスをどのように整理し、表現するかが重要になる問題でもあります。

今回のACLを通して、生徒たちはグループ内で自分の思考のプロセスを説明しあったり、他のグループの解答を評価したりする中で、問題を数学的な考え方で把握・整理して解決する能力が養われたように感じます。また、「考えた道筋を他者が明確に理解できるよう、解答に至る道筋を論理的かつ簡潔に表現すること」について考えることができた授業となりました。

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