秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

生徒の活動

科学の甲子園~全国への軌跡~

11月12日(土)に開かれた「第6回信州サイエンステクノロジーコンテスト~科学の甲子園全国大会長野県予選~」において、本校5学年の生徒6名が見事総合優勝をおさめ、来年3月17日(金)~20日(月)につくば市で開かれる全国大会への出場を決めました。

科学の甲子園とは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、高校生がチームを組んで理科・数学・情報における筆記試験と実技試験(実験)で競う取り組みです。全国から科学好きな高校生がそれぞれの県での予選を勝ち抜いた上で、全国大会に集います。

本校としては一昨年に続く二度目のエントリーとなりましたが、二度目の挑戦で県予選での初優勝を飾ることができました。この記事では県予選優勝までの様子をお伝えします。

まず秀峰祭の余韻が冷めてきた10月上旬、理科教員からイベントの紹介と「参加したらどうか」という打診がありました。そこで彼らは仲間を集めて、10月中旬より本格的に準備を開始しました。

筆記試験の対策は各自で取り組めますが、実技試験の対策には設備が必要です。そこで彼らは放課後の時間に理科室や実験器具などを借りて、準備を進めていきました。(2番目の写真が本校での準備風景です。)

そして迎えた県予選本番では、筆記試験でも実技試験でも1位をとることができ、この上ない形での総合優勝となりました。実は科学の甲子園は集団戦で、知識や学力のみならずチームワークが試される場でもあります。完全中高一貫の本校らしく、4年半をともに過ごした仲間との連携をうまく発揮したことがこのような結果を生んだのかもしれません。(3番目の写真が大会当日の実技試験の模様です。)

3月の全国大会では、県代表としてのプライドをもって全力を尽くしてほしいと思います。

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