秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

授業実践

校長先生による第1回地学講座

1年生の理科の授業では、地震のゆれの伝わり方や地震の起こる仕組みなどを学習して来ました。そこで今回は、信州大学名誉教授(地質学)で信州大学震動調査グループ代表でもある小坂校長に、地震に関する最新の研究成果を含んだ講義をしていただきました。

まず、様々な実験教材を用いて、地盤のかたさや、建物の固有振動数によって揺れ方や震災被害が大きく異なることを直感的に分かりやすく説明していただきました。
次に、松本市の地盤を調査・研究して作成した「ゆれやすさマップ」をもとに、松本秀峰周辺の地盤の性質を学びました。特に、松本城から南松本駅方向に揺れやすい地域が広がっているという話には多くの生徒が関心を持ったようです。
自分達の生活に直結するお話ということもあり、どの生徒たちも熱心に講義に耳を傾けている様子が伺えました。

第2回地学講座のテーマは「地質」です。研究者による教科書の枠を超えた講座を受けることよって、生徒たちの理科への関心がより深まることでしょう。

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