秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

海外研修

英国通信 ~帰国編~

13日目、14日目。この2日間は移動日となります。13日目は時差の関係で、1日が16時間しかありません。

早朝にホテルからヒースロー空港へと移動して、そこで出国に関する諸々の注意(特に手荷物検査は成田空港以上に厳しいです)を受けました。前日にスーツケースの重量を測るなど、前もって入念な準備をしていたためか、生徒たちはスムーズにゲートをくぐることができました。

出国ゲートをくぐった後の自由時間では、イギリスの硬貨を使い切ろうと、ちょっとしたお土産や飲み物、お菓子を買う姿がみられました。

飛行機に搭乗してからは、行きのようにトイレに行列を作ることもなく、それぞれの時間を静かに過ごしていました。CAの方からも、高校一年生とは思えないほど大人びた生徒たちですねというお褒めの言葉をいただきました。

イギリスを昼に出発し、機内でイギリス時間の昼食を食べた後、休憩。機内で一夜(というには短いですが)を明かすと、機内で日本時間の朝食を食べて、予定より少し早く成田へと到着しました。

日本に到着して全員が真っ先に感じたのが、日本はイギリスと比べると蒸し暑いということでした(当日の天候もあったのでしょうが)。また2週間ぶりに見る日本語の掲示や、日本人ばかりの光景に、安堵感よりも違和感を覚えたという声があちこちから聞こえました。

成田で少しだけ休憩をとった後、松本に向かうバスに乗り込みます。道中、談合坂SAでお弁当を食べたのですが、2週間ぶりの「お米」に生徒たちは大興奮でした。

20時間近く乗り物に乗り続けたため、生徒たちの表情からもかなりの疲労がうかがえましたが、ほぼ計画通りの時間に松本駅へと到着することができました。

松本駅では2週間をともに過ごした引率の教員、そして添乗員のお二人から一言ずつねぎらいの言葉をもらって、無事、解散。海外研修は終わり、出迎えに来ていただいた保護者の方のもとへと帰っていきます。

この2週間で、生徒たちは多くの点で成長することができたようです。今回の経験を今後の学習に存分に生かしてほしいと思います。

実のところ、厳密な意味での海外研修はこれで終わりではありません。事後研修といって、その後の振り返りや、作文や、英語でのスピーチなどがあります。今後もこのブログにてそれらをお伝えしていきますので、ご期待ください。
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