秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

海外研修

英国通信 ~ケンブリッジ編前半~

4月16日、研修3日目にしていよいよケンブリッジでの語学研修が始まりました。初日は自己紹介をテーマとして、他人に好かれる紹介の仕方を学びました。題してIce Breakingです。そこで強調されていたのはアイコンタクトをとること、笑顔を作ること、大きな声で話すこと等の基本事項ですが、それを実際に行うとなるとシャイな日本人にとっては大変です。生徒たちはわずか数時間でそれを体得するために、様々な工夫がなされたアクティブなレクチャーを受けました。このレクチャーには、ホームステイ先に帰宅した際に、ここで学んだことをすぐさま実践してほしいという狙いもあります。ホストファミリーと積極的に話せるように、自ら育てた氷を壊してほしいと思います。他にはケンブリッジ大学の様々なキャンパスを見て回るとともに、ワトソンとクリックがDNAの2重らせん構造を発表したパブ、ニュートンのりんごの木など偉大な科学者たちの足跡をたどりました。多くのノーベル賞受賞者を輩出する名門大学ならではの知的な空気を肌で感じることができたようです。

4月17日、研修4日目は引き続きケンブリッジでの語学研修です。習熟度別に分かれて、優れたリーダーになるにはどうすればよいか、会話をオープンにするための質問方法は何か等をアクティビティを通じて学びました。また、この日は座学だけでなく、Imperial War Museumというケンブリッジからほど近いDUXFORDにある戦争博物館を見学しました。ここでは飛行機の仕組みを学んだり、第二次世界大戦を中心とした様々な戦闘機やその他の兵器を間近で見たりすることができました。近現代史に詳しいケンブリッジ大学生がガイド役として彼らと一緒に回り、そのバックグラウンドを細かに説明してくれました。生徒たちは超音速の旅客機コンコルドに乗ったり、戦闘機の実物に触れたりしながら、これまで教科書を中心に学んできた歴史のダイナミズムに感嘆していました。

ケンブリッジでの語学研修はまだ2日ほど続きます。
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