秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

学校行事

【2学年】学校行事 北陸探究研修 最終日

最終日は社会科学探究がテーマです。

昨日の「内浦」の穏やかな海模様と打って変わって、千里浜海岸に折重なって打ち寄せる「外浦」の荒波を眺めながら、金沢市内へ移動しました。
そして、時折り強まる雷雨強風もものともせず、各班、元気に「金沢市内フィールドワーク」へ繰り出しました。

事前学習として、金沢城、兼六園、21世紀美術館など訪問先を調べてきましたが、その活動を通して、金沢の歴史や文化、守り続けられている伝統に対する興味・関心が大きく膨らみ、各班の調査が深まっていました。それらを、自らの足で辿りながら、見て、聞いて、感じ、考えながら一つひとつ確かめていきます。現地でしか得られない学びから新たな問いが立ち、その問いに向かってさらなる解を見つけていく。彼らの探究活動が深まり、広がっていく様子に、今後の成長がますます楽しみになりました。

また、各自が主体性を発揮するのはもちろん、班員で助け合い、力を合わせて活動を進めていく姿勢は頼もしいものでした。
3日間の探究研修を通して他者理解を深め、「13期生の絆」がより一層強くなったと感じます。

時間を守ることや決まりを守ることなど、当たり前のことを当たり前に行い、失敗やトラブルがあってもそれを次の機会に生かしていくこと。
わずか数日間ではありますが、非日常の「校外学習」には、大きな成長を掴むチャンスが数多く巡ってくることを我々教員も改めて実感し、それらをしっかりとキャッチする生徒たちに、感動を覚えました。
 
「自分は何者であるのか?」
「自分には何ができるのか?」
「自分は何をするべきなのか?」
今回の探究研修を通して、一人ひとりが何らかのヒントを得られたことを、期待します。
 
最後になりましたが、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきました現地スタッフの皆さま、保護者の皆さま、ツアーコーディネーターの皆さま、その他お力添えをいただきましたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
 
これで今年の2学年「海」探究は幕を閉じます。
来年の「街」探究、そして4学年次の「海外」探究へ。
6年間完全一貫教育の松本秀峰ならではの探究プログラムに、引き続きご期待ください。
(現地レポーターより)

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