秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

学校行事

【講演会】次世代がん治療法の開発 ~世界から日本へ、そして世界へ~

10月29日(土)、3年ぶりとなる講演会を実施しました。今回は、信州大学医学部の中沢洋三教授をお招きし、お話しいただきました。
中沢先生は専門分野である小児がんと治療法の研究について、実例を紹介されながら、治療法の開発への思いを語ってくださいました。また、医師を志したきっかけやご自身の経験談、本校卒業生である医学生らの活躍にも触れられ、生徒たちはメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
講演後の質疑応答では、生徒たちは積極的に手を上げて質問していました。先生はどの質問に対しても丁寧に答えてくださり、生徒たちはさらに理解を深めることができた様子でした。
今回の講演で、学校生活や進路選択、さらにはその後の人生に向けて、中沢先生から多くの貴重なメッセージをいただきました。本当にありがとうございました。

以下、生徒のレポートより抜粋
・今回お話されたCAR-T細胞のように、無いならば作ればいいという発想は自分にはなかったのでとても感動した。また、この考えは自分の今後にも大切なことだと気づいた。
・大事なことは、英語を流暢に話すことではなく、自分を表現する、伝えることだと思った。失敗することや恥をかくことへの恐怖心は完全には消えていないが、もっとチャレンジして、失敗と成功を経験していこうと強く思った。
・将来、医師になると決意しており、特に婦人科のがん専門医になりたいと考えている。中沢先生の、がん専門医としての研究や仕事への情熱に感銘を受け、最先端のがん治療研究に一層興味をもつことができた。

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