2 学期終業式 & 6 年生激励会
2 学期終業式が行われました。
はじめに、今年 11 月にご逝去された、谷川俊太郎さんに作詞いただいた校歌を斉唱いたしました。
谷川俊太郎さんの紡ぐ言葉は、まっすぐで、とても優しく、温かくなる言葉ばかりです。
そんな谷川俊太郎さんからのメッセージが込められた歌詞を、ひとつひとつ嚙みしめながら、心を込めて歌いました。
学校長からは、冬期休業は「心と身体と時間」を大切に過ごし、日常にあふれている「チャンス」を逃さないようにしながら、自分の興味のあることを見つけて探究してほしいと伝えられました。
また、先日行われた 2025 年度入学試験についても語られ、今年の驚異的な新入生手続き率は、秀峰生一人ひとりの活躍が支持されている証であり、これからも様々な分野に自信をもって邁進してほしいという話がありました。
続いて、2 学期の表彰が行われました。
今学期も、フェンシングや空手、科学の甲子園、囲碁など、多岐にわたる分野での目覚ましい秀峰生の活躍があり、全校生徒から盛大な拍手が送られました。
また、11 月に行われた「学力祭」の表彰もありました。
学力祭では、「Challenge 6000 」という取り組みがあり、25 日間で 1 日あたり平均 4 時間、合計 6000 分の学習時間を、全校を挙げて目指しました。
桁違いのクリアをするさすがの 6 年生のほか、後期課程生ばかりでなく前期課程生からもたくさんの生徒が達成しました。
表彰では学年の代表生徒が登壇しましたが、達成者全員に特製「Green Card」が贈呈されます。
「総計量部門」や「持久力部門」、「瞬発力部門」などの表彰も行われ、大盛り上がりの中、多くの生徒が登壇しました。
学校長からは、野球部の生徒が甲子園を目指したり、ラグビー部の生徒が花園を目指したりするように、学習に関する目標を高く掲げ、堂々と宣言できるような学校を目指していこうと告げられました。
終業式の後は、生徒会主催「 6 年生激励会」が開催されました。
激励会では、主に 1 ~ 5 年生の部活動に所属する生徒が、6 年生へのメッセージや個性豊かな出し物を送り、いよいよ本格的に始まる大学入試に向けて佳境に入っている 6 年生へ、盛大なエールが送られました。
6 年生からも大きな歓声が上がり、またたくさんの笑顔が見え、ラストスパートに臨むつかの間のリフレッシュとなったようです。
間も無く 2024 年が終わります。
冬期休業に入り、クリスマスや正月など、楽しみが続くことでしょう。
しかしながら、今年は元日の能登半島地震にはじまり、安心の日々を送ることができなかった皆さまもおられます。
どうか来年こそはよい1年になるようにと、切に願っている人もおられます。
生徒の皆さんには、そういった皆さまにも心を配れる年の瀬を過ごしてほしいと思います。
皆さまに、健やかな、そして穏やかな、新年が訪れますことをご祈念申し上げます。