秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

授業実践

【2学年】数学科ACLを行いました

1学期の終わり、2学年の数学の授業では「秀峰数学科ACL」を行いました。これは主に前期課程生を対象とした、アクティブラーニング型の授業です。
ルールは1チーム4人の対抗戦で次のように学習を深めていきます。

 ①各チームに割り振られた問題を考え、協力し合いながら分かりやすい解答を作成する
 ②他チームに自チームの解答をプレゼンテーション
 ③説明の分かり易さや話し方を評価シートで採点
 ④後日、個別試験を行い、発表の点数と合わせてチームの総得点とし、順位決める
問題をチームで協力して解決する能力だけでなく、プレゼンテーション技術、そして他のチームの発表を評価する力を養うことを狙いとしています。人前で説明する経験や、他の人のプレゼンテーションを聞くことは、メタ認知能力のトレーニングにもなります。

今回のACLのテーマは「相似」。これまで習った幾何の証明のテクニックや2次方程式も総動員し、少し難しめの問題にチャレンジしました。解けた瞬間の喜びや、難しいところでも順を追えば理解できるという達成感を得ることができた様子でした。数学に留まらない総合的な問題解決力の育成につながることを期待します。

※一般にActive Learning は,「AL」と略記しますが,「Communicative」「Critical」「Creative」の意味を含めて「ACL」と表記しています

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