【4学年】秀峰祭に向けて

　4学年は、今年度の秀峰祭学年企画として、社会福祉法人施設「コムハウス」の代理販売を行います。
　「共生社会」についての事前授業では、生徒から「もっと自分に出来ることを知りたい」という感想が挙げられました。そこで、企画の実施に向けて、学年の代表生徒16名が「コムハウス」と、隣接の施設「ねくすと」へ見学に伺いました。
　見学では、施設についての説明をお聞きし、生徒からあらかじめお伝えしていた質問にお答えいただきました。生徒は見学中も、「この掲示物はどのような意味があるのか」「どのように商品を作っているのか」と疑問を投げかけ、積極的に理解を深めている様子でした。
　訪問後のレポートには、「利用者の方からかけていただいた、『みなさんにコムハウスやねくすとの仲間のことを知ってもらい、またそれを他の人にも伝えてもらえる機会を作っていただけて、有難い』という言葉が印象に残った。このような思いや施設、商品について、多くの人に知って欲しい」という感想がありました。他の生徒も、「知りたい」から「知って欲しい、知らせていきたい」と、想いが変化していく様子が見られ、施設見学を機に、学年企画への思いがより強くなったようです。
　生徒たちには、秀峰祭を通して福祉への理解を深め、周囲へ発信していけるようになってほしいと思います。