秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

生徒の活動

【自主活動】科学の甲子園ジュニア全国大会2日目

 科学の甲子園ジュニア2日目は、筆記競技と実技競技で競います。本校の2名は、筆記競技と事前公開競技である「プロペラマシン・バイアスロン」に参加しました。

 

 筆記競技は完全非公開で行われましたが、実技競技は4年ぶりの一般公開となりました。

 実技競技では、ご家族の応援を力に変え、制限時間の終了間際まで精一杯取り組む選手たちの姿が見られました。

 

 競技規定が非常に厳しく、懸命に制作したマシンは、すんなり合格をもらうことができませんでした。3分の調整時間を使って、規定の基準をクリアしなければならない状況となった彼らは、待ち時間の間に、最短ルートで手直しをする手順をイメージし、調整時間を迎えました。

 手に汗握る調整の3分間。各々が自分のやるべきことを理解し、チームで協働して調整を終えることができました。

 

 思うような結果はなかなか得ることができなかったと思います。しかし、競技を終えた彼らは、こだわりのマシンについて雄弁に語り、選手にしか味わえない競技中の心の機微を伝えてくれました。

 これらは、彼らが大きな経験を得た証です。準備から続いた、彼らの努力を大いに讃えたいと思います。

  

  

 競技が終われば、ノーサイド。選手たちは、夕食を兼ねたフェアウェルパーティで全国の仲間と交流し、新たな絆を深めました。

 

 フェアウェルパーティーでは、お楽しみ企画として、引率の先生方が作成したご当地〇×クイズが出題されました。

 くじ引きにより出題内容が決定されたため、残念ながら本校引率教員が作成した問題は日の目を浴びることがありませんでした。

 そこで、この場をお借りして全国の皆さんにも紹介し、考えてもらいたいと思います。

 それでは問題です。

 

 ウインタースポーツが盛んな長野県では、大小さまざまなスキー場が点在します。これまでに日本で冬季オリンピックが行われたのは2会場で、一つは北海道、もう一つが長野県です。長野県の北緯は36°。冬期オリンピックとしては最南端の都市です。この緯度で開催ができた理由は、理科「日本の四季」の単元で学習済みの皆さんならば、説明できるでしょう。さて、長野県にある志賀高原はオリンピックの会場にもなり、国際的なスキー場として有名ですが、日本で一番標高が高いスキー場である。

 〇か×か。

 

 青森県、愛媛県の他、選ばれた先生方のクイズ内容は大変興味深いものでした。まだまだ知らないことばかりで、学びの楽しさや、知ることの楽しさを実感しました。

 生徒たちには、ここで得た経験を日々の生活や学友に還元し、科学の熱が広がっていくことを願います。

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