秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

大学の実験室で創られた最先端の演劇に衝撃!

3月23日(金)に、まつもと市民芸術館においてロボット演劇「森の奥」を鑑賞しました。

日本の舞台演劇の第一人者である平田オリザさんが脚本・演出をされた作品で、ロボットを通して「ヒトとは何か」を考えさせられる、非常に胸に迫る舞台でした。
大阪大学の研究室で創られた演劇だけあって、最先端研究の内容が盛りだくさん。
学術的にレベルの高い内容ではありましたが、ヒトと類人猿とロボット、それぞれの真の違い、そして共通点とは何であるのかを深く考えながら興味深く熱心に耳を傾ける秀峰生たちの姿が印象的でした。

また、公演後の平田オリザさんとのアフタートークでは、多くの生徒たちが積極的に質問する姿勢が見られました。
将来のロボット像についての質問から脚本に関する質問まで、あらゆる切り口から作品に対して向き合い、それぞれの視点で舞台を楽しんだ様子が覗えました。
この鑑賞で得た感動をもとに、未来へ目を向けて生きることの大切さや、他者との違いを認める心を育んでいけるような働きかけをしていきたいと思います。

※本校ホームページ「秀峰BLOG>2009年>8月」で、平田オリザ氏講演会についての報告が掲載されておりますので、併せてご覧ください。

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