秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

海外研修

【4学年】イギリス海外研修 Part4 Cambridge大学生

Studio Cambridge 2日目。

ホテルステイの生徒たちは、前日と同じように電車での登校。

電車の案内や乗り方にも慣れた様子、問題なく Studio Cambridge に集合です。

 

ホームステイの生徒たちは2人ペアで1家庭に滞在させていただき、お互いに協力しあっての登校です。

イギリスのバスは日本と比べて想像以上に遅れるものだという話から、生徒たちは余裕をもった登校計画をしたようです。

それでも想定以上に遅延したバスもあるなど、ギリギリの到着となった生徒たちもおり、初日からイギリス事情を体験できました。

生徒たちだけで無事に登校し、ホームステイもまずは順調な滑り出しです。

ホームステイ先での様子を生徒たちに聞いてみると、

「自己紹介して、伝えるべきことを伝えられた」

「お土産を渡してコミュニケーションをとることができた」

「Studio Cambridge への行き方をとても親切に教えてもらった」

など、どの生徒からも前向きな答えが返ってきました。

 

午前中の授業は1コマ90分、2コマを受講します。

クラスごと、聞く・読む・話す・書くの4技能をもとに、クリティカルシンキングを意識した授業が展開されます。

1コマの授業が秀峰よりもずっと長いですが、どの生徒も集中して受けられているようです。

休憩時間には、カフェテリアや中庭で休憩したり、他国からの生徒たちとお喋りしたり、息抜きも出来ています。

 

午後は、ケンブリッジ大学の学生のみなさんに、ケンブリッジ の市内や大学の施設を案内していただきました。

ケンブリッジは大学が中心となっている町で、前日にパンティングで訪れたケム川に沿って、学生が生活する多くのカレッジがあります。

試験期間ではありましたが、学生たちの計らいで、複数のカレッジを案内していただき、学生の住むアコモデーションにも入れてもらいながら、ケンブリッジでの学生生活をリアルに想像することができました。

また、生徒たちはトリニティカレッジでは「ニュートンのりんごの木」に盛り上がったり、大学図書館の大きさに驚愕したりと、現地だからこその貴重な経験を重ねています。

道中、学生と積極的に英語で会話をしている姿も見られ、英語の環境にもだいぶ慣れてきている様子で、逞しさを感じます。

 

最後に、日本人留学生に講演をしていただきました。

ケンブリッジ大学に進学を決めた理由、大学での過ごし方、ケンブリッジ大学と日本の大学のと違いなどをお話いただきました。

この4月に後期課程生となり自分の進路を強く意識するようになった生徒たちは、興味深く聴き入っていました。

質疑応答では多くの生徒から質問があがり、それぞれに丁寧に答えていただきました。

海外大学への進学や留学が、将来の進路選択のひとつになった生徒もいたようです。

 

さて、ホームステイの生徒たちは、帰宅も自力です。

車内で次のバス停のコールが無いので、通りをよく見ていないと降りれません。

さらには、同じような家が並び、同じような通りが多い街。

中には、迷ってしまった生徒たちもいましたが、イギリスの日没は21時。

全員が、明るいうちに帰宅完了しました。

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