【1学年】松本城で写生会!
10月23日、美術の授業の一環として、松本城で写生会を行いました。
秋晴れの空の下、天守を見上げながら、それぞれが思い思いの角度からスケッチを始めました。
午前中は鉛筆による下描きを行いました。立体的に描くためにはどうしたらいいのか、光の当たり方や陰影のつけ方を意識しながら友だち同士で相談し合う様子が印象的でした。
午後は着色に入る生徒も多く、今回は「パレットに白や黒を使わずに描く」という少し難しい課題に挑戦しました。普段の表現方法とは異なり、色の選び方に悩む生徒も多く見られました。美術の教員からのアドバイスを元に皆真剣に筆を動かしていました。
途中、観光で訪れた方々から声をかけていただく場面もあり、温かな交流が生まれました。授業で学んだ英語を使って、海外からやってきた観光客とやりとりをした生徒もおり、自信を深めた様子でした。
「見慣れた松本城がいつもより立派に見えた」「外で絵を描く経験は貴重で、とても新鮮で楽しかった」など、さまざまな発見の声が聞かれました。
時間内に描き切れなかった作品は、後日学校で仕上げる予定です。自然と歴史に囲まれた環境の中で、学びと発見の多い一日となりました。

