【3学年】関西班 最終日
宿泊研修もいよいよ最終日となりました。
最終日は京都へ移動し、西の名門京都大学を訪問しました。
午前中は大学内を見学。
総合博物館では、京都大学が誇る貴重な霊長類研究の展示や、考古学史料を興味深そうにじっくりと眺める生徒の姿も見られました。
各自大学の食堂でお昼をとった後は、鴨川の河川敷に移動。そこで、秀峰の卒業生であり現・京大生の話を聞きました。
学生時代の話、京都大学を志望した理由、受験勉強についてなど、示唆に富んだ話をしてくださり、その度に熱心にメモを取って話を聞く姿が印象的でした。質問タイムでは、勉強方法や進路のことなど、たくさんの質問が飛び交っており、生徒たちにとっては少し先の未来である自身の大学生の姿について思いをめぐらす時間となったようです。
先輩からは最後に「いざ受験生になった際に困らないように、たとえ単語帳を開くだけであったとしても、「勉強する習慣」を今のうちにつけてほしい、その一方で勉強以外のことも大事にする学校生活であってほしい」という激励のメッセージが送られ、早速帰りのバスの中で単語帳を開いて実践する生徒の姿もありました。
三日間、「街を見る」というテーマのもと、普段の学校生活では経験できない本当に貴重な経験をすることができました。特に今回は、二方面に分かれての研修旅行であり、普段あまり経験できない宿泊を伴う仲間との集団行動でしたが、自分のことだけでなく相手のことを思いやって行動する場面がいくつもあり、学年集団としての成長を感じることができました。
学校に帰ってから、今回の研修のまとめをするとともに、今回の学びを、次年度に迫った海外研修に活かしていきたいと思います。

