【2学年】北陸探究研修 2日目
北陸探究研修2日目は、金沢城跡と兼六園からスタートです。
白川郷と同様に、現地のボランティアガイドさんから案内・解説をいただき、じっくり学びながらのフィールドワークとなりました。
金沢城の石垣は種類が豊富であるばかりでなく、積み方に様々な工夫が施されており、かなり強固な作りになっているそうです。
しかし、今年初めの能登半島地震では石垣の一部が崩れるなどの影響もあったようで、いかに強い地震であったかを感じる印象的な場面となりました。
日本三名園の一つと称される兼六園では、日本庭園の美しさと奥深さを学びました。
冬に向けて準備されている「雪つり」も見ることができました。
金沢の雪は湿気が多く重いことが特徴で雪の重みから枝を守るための技法だそうです。
兼六園ならではの景色に見惚れている様子でした。
「金沢城の石垣が場所によって全然違うのがおもしろかった」
「桜が咲いている季節にもう一度訪れたい」
など、金沢の文化や歴史に関心を持つ、良いきっかけとなりました。
続いて行われた、班に分かれてのフィールドワーク。
「金沢21世紀美術館」「近江町市場」「ひがし茶屋街」「和菓子作り」など、歴史と現代の両方を感じることができる貴重な体験をし、さらに学びを深めていきました。
事前の調査・学習を通してまとめた、見たいもの、知りたいこと、感じたいものを、現地で実際に、自分自身で確かめることは、大きな学びとなったことでしょう。
また、事前に計画を立てること、当日も仲間と協力しながら、考えて行動することの楽しさを、味わうことができたと思います。
普段見ることのできないクラスメイトの意外な一面を発見し、そこから学ぶことも多かったという生徒も多くいました。
いよいよ明日は最終日、「海」を舞台とするフィールドワークです。
最後まで、学びの多い研修となることを期待します。
(現地レポーターより)