【3学年】国内探究活動~街を観る!(東京編最終日)
東京チーム最終日の班別探究フィールドワークは、上野が出発地。
あいにくの小雨でしたが、生徒たちには関係なく、元気いっぱいに出発していきました。
事前に調査し班ごとに検討してきた訪問ルート。
美術館・博物館を回るグループ、東京でしか手に入らないモノを買い求めるグループ、ちょっと足を延ばしてスカイツリーや浅草などを訪れるグループなど、多様なものでした。
自分たちにとっては「非日常」の特別な経験値が、首都圏の中高生にとっては「日常」の経験値であることも実感しながら、自分たちならではの感性で、自分たちならではの探究活動が展開できたようです。
また、信州・松本の地ではなかなか見られない人混みについても、何がそこまで引きつけるのか、考える場面にもなりました。
起床時には、少々寝過ごしてしまった生徒も見受けられましたが、班別探究のあとは全員が無事に定刻集合し、素晴らしい締めくくりとなりました。
今回の「国内探究活動~街を観る!」では、社会・経済の中心地=東京と、文化・歴史の中心地=京都・大阪に分かれて、これからの自分の進む道を探す旅に出かけました。
今後の事後学習において、班別探究活動のみならず、東と西、それぞれの経験を持ち寄り共有することで、探究活動に深みが生まれることでしょう。
また、学年行事を2方面で展開する中で、既存の友人関係と異なる新たな関係性が構築されたり、お互いを理解し尊重し認め合える関係を作り上げながら活動できたことにより、学年としての一体感をより高めることに繋がりました。
「他の存在や異なる価値観を尊重する自由で強靭な精神」を涵養する、貴重な機会になっていてくれたらと願います。
半年後にはイギリス研修が待っています。
国内での探究フィールドワークから、いよいよ「外を知る~国外探究活動」へと進みます。
今回の東京編&関西編をステップの1つとして、準備や事前学習も含めて充実した活動へと繋げて欲しいと思います。
* 今年度、本校の国内外の探究活動をサポートいただきました日本旅行さま、厚く御礼申し上げます。