秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

授業実践

【1学年】「消費者アクションゲーム」から

先日、1年生の家庭科にて「消費者アクションゲーム」を行いました。

消費者アクションゲームは、個人の「消費者力」を高めながら、グループみんなで消費者市民社会を目指す、すごろく形式のゲームです。

ゲームを通して楽しく消費者としての力を身につけ、持続可能な社会について考えました。

 

ゲームを始める前に、まず自分の「消費者力」を診断しました。

消費者力は、以下の4つに分けられます:

  危険回避力:詐欺や契約トラブルを見抜き、防ぐ力

  金銭管理力:お金を計画的に管理する力

  情報活用力:広告や口コミなどの情報を正しく読み解く力

  エシカル消費力:社会や環境に配慮した買い物をする力

生徒たちは、自分の行動に当てはまる項目をチェックして、どの力が得意で、どの力をもっと伸ばしたいかを確認しました。

 

診断後はいよいよ、消費者アクションゲームに挑戦!

すごろくを進めるたびに、日常の消費行動に関する様々なクイズや選択肢が出てきます。

例えば...
 「通販サイトで格安のスマホを発見!でも販売元が不明...どうする?」
 「食中毒の予防として正しいのはどれ?」
 「契約書の内容、きちんと読んでからサインした?」

生徒たちは、グループで意見を出し合いながら、どの行動がより良い選択なのかを考えました。

 

ゲームを通して生徒たちは、

  安全に買い物をするための注意点

  SNS広告やレビューを鵜呑みにせず、冷静に判断する大切さ

  地球環境や生産者を思いやった消費行動

などについての大切さを実感できたようです。

 

今回の「消費者アクションゲーム」は、1年生にとって単なるゲームではなく、消費者としての責任や社会への影響について考える貴重な機会となりました。

これからの日常生活で、「買う」という行動が社会や環境につながっていることを忘れず、よりよい選択をする消費者市民として成長してくれることでしょう。

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