生命のメカニズムを探求"解剖実習"
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター(千葉県館山市)・海洋教育促進プログラム『海からの贈り物(魚)』のサンプル提供により実現した解剖実習です。今回は、ソウダガツオ、ムツ、ヤガラ、ウミヘビ、ニジマスを解剖しました。
※「ウミヘビ」という名称の生物には、は虫類の仲間で有毒なものと、魚の仲間で無毒のものがいます。今回用いたウミヘビは、魚の仲間です。
はじめに生徒たちはスケッチや解剖の方法を教わり、グループで協力して解剖を行いました。解剖を通し、魚についての深い理解や新たな発見を積み重ねています。そのなかでも、ウミヘビのメスが大量の卵を抱えていたことに一同驚きました。解剖した後の魚たちは、骨格標本作りに利用しています。
生徒たちは解剖を終えると、早くも次に用いる魚のことを考えています。