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授業実践

【5学年】メディカルコース特別講話

 今回は信州大学名誉教授の久保恵嗣先生をお迎えし、お話しいただきました。

 「新型コロナウイルス感染症とコロナ禍で考えた医師の矜持」というテーマで、呼吸器の専門家としてのご経験や、長野県新型コロナウイルス感染症対策専門家懇談会委員として新型コロナウイルスに向き合ってきたご経験を、生徒たちに伝えてくださいました。

 新型コロナウイルス感染症について、初期の頃と現在との比較や、季節性インフルエンザとの比較から、新型コロナウイルスへの理解が深まりました。また、新興感染症への対応で大切にしたいこと、そして医師としての矜持についてのお話は、医師を目指す彼らにとって得難い機会となったことと思います。

 貴重なご講演、ありがとうございました。

 

 以下に生徒の感想を添えます。

  

・感染症の種類や、約10年に一度、世界的なパンデミックが起こっている事実、過去にもペスト、スペイン風邪などの致死率の高い感染症が発生してきた事実を踏まえて、医師を目指す身として、これからも感染症と向き合っていきたいです。また、先生のおっしゃった「矜持」を持つ医師を目指そうと思いました。

・医師は人の命に関わる仕事である以上、自分のことより患者さんを優先しなければならないというのは当然のことであると思います。私も医師を志すからには、この考え方を大切にし、今後の生活を送りたいと感じました。

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