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学校行事

命について考える ~医学進学プロジェクト特別講演会~

テストより少し前のことになりますが、MSHIP医学進学プロジェクトでは本年度最後となる、第5回目の特別講演会を行いました。今回のテーマは「周産期医療の実際と問題点」です。講師の先生は信州大学医学部産科婦人科学教室の大平 哲史先生です。
今回も1学年から5学年まで非常に多くの生徒が参加しました。
講演会の冒頭で、先生は「産婦人科は女性の一生をケアする職業です。」と述べ、その後、妊娠から出産について話をしてくださいました。人の命の誕生に関わる仕事は尊く、非常にやりがいのある仕事だと感じた生徒が多かったように思います。信念をもって前進を続ける先生をこれからも応援していきたいと思います。本当にありがとうございました。
最後に生徒の感想より2点紹介します。
・妊娠時期は心が不安定になりやすい。「病は気から」というが、母体がネガティブな状態が子どもにとってよいはずがないと思う。
医師の一言一言が大きな影響を与えるということをしっかり理解した医師に私はなりたい。
・最後に先生が紹介してくださった患者さんの話を聞いて、その患者さんと家族は私たちでは考えられないくらい苦しみ、悩み、決断したことだと思う。「すべては救えない命を救うために」という言葉からはたくさんの患者さんをみてきた先生の思いがつまっているように感じた。産婦人科は人と向き合い人生をサポートする、かっこいい職業だなと感じた。有益な時間をくださり、ありがとうございました。

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