探究活動報告会

　2月10日（土）、「探究活動報告会」が行われました。

　この報告会は、今年度の各学年の探究活動の成果を全校に伝える機会として設けられた行事です。

　1学年から4学年の代表生徒が、「興味関心があること」「北陸探究研修」「ハートグローバル」「イギリス海外研修」について、それぞれ発表しました。

　1学年の代表生徒2名は「興味関心があること」というテーマで、「フライドチキンの比較」と「自作ゲーム」について、それぞれが話しました。時にユーモアを交え、質の高いプレゼンテーションで会場を温めてくれました。

　続く2学年代表生徒は、昨年11月に行われた「北陸探究研修」の調べ学習を踏まえ、「石川のスルメイカ」について発表しました。漁の仕方や、石川県発祥であるイカの凍結方法、調味料など、様々な切り口からイカへの理解を深めることができたようです。

　3学年代表からは、「ハートグローバル」とその後の内面の変化が語られました。行事への参加や、ホストファミリーの経験を通して、一歩を踏み出す大切さや、英語に触れる楽しさを改めて実感したそうです。また、英語学習の必要感が高まり、海外研修に向けて主体的に学習に取り組んでいる様子も伝えられました。

　4学年代表生徒2名は、「イギリス海外研修」での経験を、それぞれ英語でスピーチしました。イギリスでの出来事や、その後の自身の変化が堂々と語られ、全校生徒は彼らのスピーチに聞き入っていました。

　今回報告してくれたのは代表生徒でしたが、どの学年もすべての生徒が事前学習などでそれぞれが立てた仮説について、調査・検証を深め、まとめ・発表を行っています。

　同学年の生徒のみならず、他学年の活動と成果を知ることができ、貴重な報告会となりました。今回の報告会を機に、新たに生まれた興味関心を大切にして、それぞれの探究が深まっていくことを期待します。