秀峰祭に向け始動! 演劇部
9月26日からの秀峰祭に向け、演劇部の部員たちは日々稽古に励んでいます。受験勉強を間近に控えた6年生を除いても、役者および裏方で総勢26名という大所帯の演劇部は、秀峰祭で2グループに分かれて公演を行います。それぞれの演出担当者から、秀峰祭に向けて紹介のコメントをもらいました。
後期課程生公演・・・「部屋」
『部屋』は、校歌の作詞者である谷川俊太郎さんの戯曲です。男が目覚めると何もない部屋に女と2人きりになっていることに気づく。自分はどこからやってきて、どこへ向かうのか、自分はいったい誰なのか、改めて考えさせられる作品です。後期課程生の繊細な芝居をお届けしたいと思います。
前期課程生公演・・・「シュレーディンガーの猫」
ある学校に震災で被災した転校生がやってくる。部活動を通じたり、色々な人間関係の中で、被災した悲しみや辛さ、怒りという気持ちに彼らがどう立ち向かっていくのかという、とても考えさせられる舞台です。私たちにあまり身近でない震災について一つずつ、じっくりと考えながら、日々練習を重ねています。これからもキャスト一丸となって本番まで頑張っていきたいです。
夏休みの間は部活動がありませんので、各自の練習に委ねられますが、それぞれ毎日のトレーニングを出来る範囲でこなします。次に全員が集まるのは2学期になります。残りの1ヶ月でまとめに入っていきます。