「トビタテ!留学JAPAN」説明会
11月1日(土)の放課後、1〜4年生の希望者を対象に、「トビタテ!留学JAPAN」説明会を開催しました。
「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省が主催する留学奨学金制度で、本校では今年度、5年生の生徒2名がこの制度の対象者として選出され、海外へ留学しました。
今回の説明会はそのうちの1名が主催してくれました。
当日は3・4年生を中心に約10名の生徒が参加し、1時間にわたって「トビタテ!留学JAPAN」の概要説明やワークショップ、応募方法や選出に向けたアドバイスなどが行われました。
ワークショップでは、トビタテの特徴である「探究留学」に焦点を当て、
"興味のある国をひとつ選び、過去にその国へ探究留学した高校生のテーマを調べる"という活動を実施しました。
参加した生徒達はパソコンで『留学大図鑑』というサイトで自身が選んだ国の留学体験記を検索し、楽しみながら探究留学の解像度を上げることできました。
調べた内容を小グループで共有する場面では、互いに知らなかった国の魅力や新たな視点を発見し、大いに盛り上がりました。
また、グループ内で自身の探究テーマに関する相談をする生徒も見られました。
選出に向けてのアドバイスの時間では、主催した生徒が実際に応募時に提出した資料を見せながら、自身の体験をもとに具体的なアドバイスを行いました。
先ほどまでの和気あいあいとした雰囲気から一転、参加した生徒たちは真剣な眼差しで話に聞き入っていました。
説明会終了後も多くの生徒が主催した生徒を囲み、質問を投げかける姿が見られました。
主催した生徒が普段から様々な課外活動にも精力的に取り組んでいることもあり、トビタテ以外の活動や企業訪問の依頼方法など、課外活動に関するさまざまな質問が寄せられ、活発な交流が行われました。
主催した生徒は、後輩たちの熱意ある姿勢に心を打たれた様子で、
「本気で課外活動に取り組む楽しさや、そこからしか得られない学びを伝えられて非常に有意義な時間だった。課外活動は「趣味の延長線上」ではなく、中高時代にしかできない学習のひとつの形であり、本気で取り組めば人生をも変える力を持つことを伝えた。
来年度以降、トビタテ!留学JAPANで海外に挑戦する生徒や、探究活動に本気で取り組み、自分だけのかけがいのない経験をする生徒が増えてくれたら本望だ。」と話していました。




