秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

第2回秀峰アカデミア開講!

3月10日、昨年に引き続き2回目の「秀峰アカデミア」が開講されました。

全体講演会では、信州大学山岳科学総合研究所長 鈴木啓助教授による講義「雪と氷から考える地球環境」が体育館で行われました。
人類と地球との関係を考え直すためのいい契機となったように思います。

その後の分科会では、在校生の保護者7名による専門分野に関する講義が本校舎の各教室で行われました。
分野は「海外・経営・数学・電子工学・製品開発・医学・歯学」と多岐に渡り、普段の授業とは全く違った切り口から語られる新鮮で楽しい講義に、どの生徒も、また聴講された保護者の方々も、大いに刺激を受けた様子でした。
生徒にとっては、将来の職業をより具体的にイメージできる絶好の機会となったようです。
講師をお引き受け下さった保護者の皆様、誠にありがとうございました。

生徒のレポートの一部を紹介します。

・全体講演会
「もっともっと自然のことを知って、自然のことを好きになり、自然を大切にしたいと思う」
「『雪は天から送られた手紙である』という言葉にはとても納得させられた」
「南極の氷が解けるのは温暖化のせいではないということに驚いた」

・分科会
「平等でない社会の中で唯一平等に分け与えられているのは時間なのだから、時間を大切にしたいと思います(海外)」
「日常生活で確率がいろいろなところで利用されていることが分かった。これを機に、数学により興味を持ち,社会に出てからも多くのことに活用できればと思う(数学)」
「機械は人間の神経や脳といった体の仕組みと似たようなものだと知り、機械に対する考え方が変わった気がした(電子工学)」
「数値・モニター・実験結果だけに振り回されずに,目の前の患者さんに向き合い、原因を考え再検討し、次に生かしていくというのが素晴らしいと思った(医学)」

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