この一年間の最後のまとめとして、１学年の数学の授業では「数学科ＡＣＬ」が行われました。
数学科ＡＣＬとはチームに分かれてのアクティブ・ラーニングです。
ルールは１チーム４人の対抗戦で次のように学習を深めていきます。

　①各チームに割り振られた問題を考え、協力し合いながら分かりやすい解答を作成する
　②他チームのみんなにチームの解答をプレゼンテーション
　③説明の分かり易さや話し方を評価シートで採点
　④後日、個別試験を行い、発表の点数と合わせてチームの総得点とし、順位決める

問題をチームで協力して解決する能力にプレゼンテーション技術、そして他チームの解説を理解する力が試される、新時代の学力観に基づいた授業となっています。
２学期のＡＣＬの反省を生かし、解答やプレゼンテーションの仕方を工夫する姿が見られ、生徒の成長を感じることができました。

以下、生徒の感想です。
・難しい問題もあったが、同じ班の人に教えてもらいながら積極的に取り組めた。
・自分たちのチームも、他のチームも協力して発表ができていたので良いと思いました。
・自分もチームのためになることをやりたい。
・目線をあまりあげられなかったので、次やるときはしっかりあげられたらいいと思いました。
・初め問題の解き方がわからなかったが、チームのみんなと協力し、楽しくできたのでよかった！！
・どのチームも、相手にどのようにしたら分かりやすく伝えられるかを真剣に考えていて驚きました。自分のチームは最初、皆解けませんでしたが、協力して行えたので良かったと思います。