9月29日、宿泊研修2日目は、企業・省庁研修を行いました。
午前中は、外務省、特許庁、博報堂、スパイスファクトリーの4つの研修先に分かれ、それぞれの場所で仕事や社会の仕組みについて学びました。
外務省では、まず外務大臣記者会見室を見学しました。実際に外務大臣が記者会見を行う壇上に上がり、一人ずつ記念撮影も行いました。その後、国際会議場では、各国の代表が使用するマイクや通訳室などを見学。普段なかなか見ることのできない外交の現場に触れ、まるで国際会議に参加しているような感覚を味わいました。
さらに、中米を担当する外交官の方から、外交の現場や外交官としてのやりがい、日本外交の基本政策などについて直接お話を伺いました。実際に外交の最前線で働く方の言葉に触れ、仕事とは何か、働くことにはどのような意味ややりがいがあるのかを考える貴重な時間となりました。
特許庁では、初代特許庁長官・高橋是清についての説明を聞いたほか、最上階から特許庁の仕事や知的財産について学びました。
特に生徒たちの興味を引いたのが「音商標」です。企業のCMなどで耳にする「は!か!た!のしお!」のメロディーなども音商標として登録されていることを知り、生徒たちは興味津々。iPadを使って実際にさまざまな音商標を聞きながら、楽しんで知的財産について学びました。また、数名の生徒は審判廷でのロールプレイングにも挑戦。質疑応答でも積極的に質問する姿が見られ、知的財産を身近に感じる機会となりました。
博報堂では、「HASSO CAMP」という、正解のない問題に対して新たな答えを生み出す「発想力」を養うプログラムを受講しました。
まずは自分の「好き」を掘り下げ、そこからアイデアのタネを見つけます。その後、グループで意見を出し合い、一つの企画へとまとめて発表しました。自分一人では思いつかなかったアイデアも、仲間と意見を交わすことで新たな形へと発展していきます。さまざまな視点を持ち寄り、多角的に考えることの大切さを学びました。
スパイスファクトリーは、生成AIなどを活用して企業向けのシステム開発を行うスタートアップ企業です。
オフィスツアーの後、事業内容や働き方について説明を聞き、エンジニアの方からは、ご自身の進路や職業選択についてのお話も伺いました。また、グループワークにも取り組み、仲間と意見を出し合いながら課題について考えました。テレワークやAIの活用など、これからの社会における新しい働き方を知るとともに、自分自身の仕事や進路について考える機会となりました。
午後は、キャリア探究プログラムの一環として「ディズニーアカデミー」を受講しました。現役のディズニーキャストの方から、ディズニーリゾートの取り組みを通して、自分の未来像や仕事について考える講座を受けました。ウォルト・ディズニー氏の仕事に対する考え方や、ゲストを迎える際に大切にしていることについて学び、仲間と考えを共有しながら、それぞれの仕事観を深めました。
講座終了後はディズニーランドで班別行動を行いました。研修で学んだホスピタリティが実際にどのように生かされているのかを考えながら、キャストの方々の姿にも目を向けました。もちろん、アトラクションや買い物も楽しみながら、充実した時間を過ごしました。
企業や省庁で実際に働く方々の話を聞き、さまざまな仕事や働き方に触れた2日目。普段の学校生活では得られない体験を通して、生徒たちは社会で働くことについて考え、自分自身の将来を見つめる一日となりました。



