学校法人松商学園 松本秀峰中等教育学校

秀峰ブログ

2026.08.13

「中高生のためのアントレプレナーシップ研修」開催

7月27日から29日の3日間、本校1~4年生を対象にアントレプレナーシップ研修を実施しました。本研修は、これからの社会で求められる「自ら課題を発見し、仲間と協働しながら新たな価値を創造する力」を育成することを目的として行われ、講師として西田弘幸氏をお招きしました。

 

研修では、イノベーションやリーダーシップ、課題設定の方法、価値創出の考え方、ビジネスモデルの構築などについて学びました。特に、「WHY(なぜ取り組むのか)」「WHAT(何を解決するのか)」「HOW(どのように実現するのか)」という視点や、「顧客・困りごと・価値」の関係性について繰り返し考えることで、課題解決に必要な思考法を身につけました。

 

最終日は、松本の地域資源を活用したビジネスをテーマにグループワークを行い、アイデアの立案から発表まで取り組みました。生徒たちは歴史文化や自然、食など地域の魅力に着目しながら、多様な視点でビジネスモデルを構想し、互いの提案について活発に意見交換を行いました。

 

研修を通して、生徒たちには大きな成長が見られました。当初はアイデアそのものに意識が向きがちでしたが、講義や演習を重ねる中で、「誰の困りごとを解決するのか」「なぜその課題に取り組むのか」という本質的な問いを考える姿勢が育っていきました。また、グループ活動では、他者の意見を取り入れながら考えを深めたり、リーダーシップのあり方を見直したりする様子も見られました。

 

研修後の振り返りでは、「起業家精神は起業する人だけのものではなく、医師など他の職業にも必要だと気づいた」「行動する前に目的や相手を意識したい」「学校生活や探究活動でもWHY-WHAT-HOWを活用したい」といった声が多く寄せられました。アントレプレナーシップを将来の進路や日常生活につなげて考える姿が印象的でした。

 

生徒からは、

「情熱を持ち続け、最後まであきらめないことの大切さが心に残った」

「顧客・困りごと・価値の3つを間違えると良いビジネスにならないことを学んだ」

「WHY-WHAT-HOWを意識することの大切さに気づいた」

「他者の視点から見てもらうことの重要性を学んだ」

「価値を生み出すことの難しさと面白さを知った」

「最終日の発表は緊張したが、とても楽しかった」

などの感想が寄せられました。

 

今回の研修は、将来の起業家育成だけを目的とするものではなく、社会の課題に目を向け、自ら考え、仲間と協働しながら解決策を生み出していく姿勢を育む貴重な機会となりました。今後も本校では、生徒一人ひとりが地域や社会とのつながりの中で学びを深め、主体的に行動できる力を育む教育活動を推進していきます

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