3年生の公民の授業では、現在「民主主義」について学んでいます。
民主主義における意思決定は多数決によって行われることが一般的ですが、その一方で、選ばれなかった少数の人たちの意見が軽視されてしまう可能性があります。
こうした点を踏まえると、全員が納得するまで議論を重ねて結論を導く全会一致の方が望ましいようにも思えます。
では、なぜ全会一致は現在あまり採用されていないのでしょうか。
その理由を考えるために、今回の授業では、企業のチームビルディング研修でも多く取り入れられている「NASAゲーム」を通して、全会一致の難しさを体験しました。
生徒たちは4~6人のチームに分かれ、それぞれのグループで全員の合意による結論を目指しました。
話し合いの時間は20分と限られていましたが、ぎりぎりで結論にたどり着いたチームや、時間内にまとめきれず追加時間を必要としたチームなど、結果はさまざまでした。
しかし、どのチームも「全会一致で結論を導くこと」の難しさを実感した様子でした。
次の授業では、全会一致による意思決定の難しさを再確認するとともに、多数決にも限界があることを具体例とともに学習していきます。



