秀峰 SCHOOL REPORT SHUHO SCHOOL REPORT

松本秀峰スタディトレーニング<個別アドバイス>で、
児童から未来への抱負をたくさん聞くことができました。

今回、スタディトレーニング(8/29)の後、個別アドバイスの希望が大変多く、9月第3週まで実施してきました。
現在の学習方法について聞き、答案用紙を見ながら今後の学習のポイントを確認したりしましたが、その際、多くの児童から、秀峰を進学先として考えたきっかけや、未来の抱負などについて聞くことができました。
「将来は医者になりたい」「世界で仕事をしたい」「○○大学へ進学したい」など、松本秀峰への進学を考えながら、自分の"将来像"についても考えた皆さんが多く、大変頼もしく嬉しく感じました。


高校選択が一般的であった一昔前は、"15歳で人生を考える時代"でした。
しかし、時代が大きく変わり、世界の仕組みが大きく変容し、社会が成熟化・高度化するのに伴い、現在は"12歳で人生を考える"時代になったと言われます。実際、今年4月発行の『東京大学新聞』"新入生アンケート集計結果"でも、東大に入学したいと思った時期が早期化している傾向があると報告されています。
目先のことだけに囚われるのではなく、遠くに目標を置きながら幅の広い自由で強靭な人格を形成することが、これからの時代を生きる世代に求められる青年期の重要な課題になってきているのです。
こうした時代的背景を受け、新しい教育システムとして6年完全一貫の"中等教育学校"が全国的に増え、また進学希望者も増えているのです。
高校入試がないため、6年後さらに10年後の目標を見つめながら、ゆとりある環境で様々な取り組み、チャレンジができるのが最大の魅力といえるでしょう。ゆとりの中で数々のチャレンジができ、様々な達成感、充実感を味わい、"自由で強靭な精神"が育ち、未来の自分に自信と誇りを与えてくれるのです。
自由な雰囲気の中でこそ、一人ひとりの個性が伸び、"人格"がつくられます。そしてその"人格"が互いに交流することで、更なる向上・成長が促されるのです。13歳から18歳の異年齢同士の交流は、互いの人格形成にとても大きな影響をあたえてくれるでしょう。例えば、ともに青年期の数年を同じ学校で過ごす先輩が、後輩に自分の学びを伝え、夢を伝え、校風を伝える。そうして、"秀峰DNA"がつくられ、伝えられ、社会の中で発揮されていく。私たちは、そうした"人格的交わり"を基本にした学校を創っていきたいと願っています。




そういえば、先般も信州大学のロースクール(法科大学院)で初の合格者4名が誕生したことが話題になりました。今後この地域から、また本校からも法曹界で活躍する人材が多く育つことを期待したいと思います。

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